2020年08月03日

882 ブルガリアから短歌 周王朝の飢饉を救ったピーナッツ倉庫の短歌

belgium_horses.jpg

大陸を渡り倉庫がやって来た
遥か彼方のブルガリアから

From the other side
Of the Eurasian continent,
A storehouse on wheels
Travels, pulled by the horses
Of the Bulgarian Empire.

今晩は(; ・`д・´)

実は、この日のために用意した連作短歌があったんですが、いっぺんに上げるのがすごい労力の為、明日また改めてやりたいと思います(`・ ω・ ´)ゞ

『それ絶対やらないやつだよ。ダメなやつだよ。(°益°╬)』

今日はですね、過去にも何度か詠んでいるブルガリア王朝・周王朝の短歌をまたご用意しました。

ブルガリア王朝・周王朝に関連する過去の作品です↓

679 チャリオッツの短歌 ブルガリア・トルコ戦争の短歌

693 妲己の短歌 シルクロードの短歌

700 ギルネリーゼの短歌 チェスのキングとルークの関係性を詠んだ短歌

これを1つのシリーズとすると、しばらくぶりの追加投稿となるわけですが、古代周王朝を題材とするこの短歌は‛ある悲劇'がその舞台裏にはあるのです。

『また風の噂とかいう妄想だね。(°益°╬)』

実は古代周王朝というのは、その時代には大変子だくさんな国として知られ、子供たちに比べて大人の数が少なく、子供たちを満足に食べさせることができない飢饉が度々起こる国でもあった、というお話です( ・`ω・´)キリッ

黄河の近くに集落を構え、爆発的に人口が伸びることもあれば、洪水や飢饉によって人口が著しく減ってしまうこともありました。

当時、周王朝はこの国の問題を改善するために、外交に力を入れました。近くの国、遠くの国、ユーラシア大陸にある国という国、全ての地域へ使者を派遣し、進物を贈ったり、貴重な情報を交換したり、友好関係を築くことで代わりに食料や技術をそれらの国から提供してもらい、多くの難を逃れ、乗り越えてきました。この他の国々へと派遣された使者団のリーダーというのが、周王朝の若き姫君である妲己たちでした。妲己の称号を得る姫たちは、毎年ぽんぽん生まれる子供の数と同様に、すごい数で登場し、そしてそれぞれの姫がシルクロードと呼ばれる道を進物となる絹糸の衣装を持って旅しました。

西へとシルクロードを旅して、妲己の1人である‛初音'という子がブルガリア王朝への使者として到着したのです。それを王座で迎えたのが当時ブルガリア王朝の女王であったギルネリーゼ。シャドウバースに登場する飢餓の絶傑・ギルネリーゼのモデルとなった人物ですね(๑• ̀д•́ )✧+°ドヤッ

初音姫は当時まだ13歳。男性の平均身長が190cm近いブルガリア人たちにとっては赤ん坊みたいな使者であり、使者団の他数名も全員10代で背も低く、『こんな子供たちがあのシルクロードの距離を旅してきたのか(( ;゚ Д゚ ))』と、ギルネリーゼをびっくりさせました。

元々余所の国から攻め込まれることはあっても、外交は全くおろそかにしていたブルガリア王朝は、友好関係を築こうと使者としてやって来た初音たちが可愛く、愛らしく思え、そしてギルネリーゼは『この縁はきっと大切だから、いつかこちらからも進物を贈ることを約束するよ。』と言いました。

片道3年かかるというシルクロードをもう一度周の国まで帰るという初音に、ギルネリーゼは聞きました。『あなたの国では、何か困りごとは無い?』進物に何を贈るか、その参考にするつもりだったのでしょう。

初音は答えました。『1つ挙げるなら、いつでも食べ物が必要です。私たちの国はこのブルガリアほど豊かな国ではありませんから。』

ギルネリーゼはそれを聞いて数秒止まり、そして口を開きました。『ちょっと誰かピーナッツを持ってきて。』

彼女は帰ろうとする初音を止めて、小さな袋いっぱいにピーナッツを持たせました。

初音はひとさやのピーナッツを割り、出てきた2粒を食べてみました。そして『美味しいです。ありがとうございます。帰りの旅の楽しみが増えました。』と答えました。

ギルネリーゼは言いました。『今度、私からもっと大きな袋でピーナッツを上げるよ。期待してもらっていい。』

初音は当時まだ西洋のユーモア、ウィットを含む言い回しに馴染みがなく、『もっと大きな袋で』とは一体どういう意味だろう、と不思議に思いながらブルガリアを後にしました。

初音が王宮を去ってからまだ十分も経たない時間、ギルネリーゼは側近に命じました『今すぐ採れるピーナッツを全て収穫して、乾燥させてくれる?』

「また何か思いついたな(; ・`д・´)」側近は顔をしかめ、しかし女王の命令ということで部下たちを呼んでピーナッツ集めを始めました。

ピーナッツというのは、一度地面から掘り起こしたら、葉が水分を吸うように実も葉もまるごと乾燥させます。そうして何日か乾燥させた物を、実を外して行って、さらに網の上で何週間か天日干しにします。この工程が終わると、後は殻ごと、または殻を剥いてから焙煎することで美味しく戴けるものです。

こうして小麦が30キロは入る大袋を3袋分、合計100キロ近くのピーナッツを詰めました、とドヤ顔で報告したのがギルネリーゼの側近の男。ギルネリーゼはそれを目の前まで持ってこさせた上で..

『いや、足らない。全然足らない。あの丘に見える家がいっぱいになるくらいがいいの。』と言いました。

・・・

「何言ってんだこの女..(; ・`д・´)」と側近は思いましたが、やはり女王の命令ということで..

しばらく1か月ほど、大勢の男たちを集めて大規模なピーナッツの収穫が行われました。

そうして本当に、豪邸と呼べる大きさの家を一軒埋めるほどの乾燥ピーナッツが大袋300袋、ギルネリーゼの前に積み上げられました。

ギルネリーゼは満足そうにしてから、口を開きました。『それじゃ、これを全部塩で味付けしよう!』

「なんでやねん!ヽ(#`Д´)ノ ムキー!!」ピーナッツ袋を担いできた大男300人がその場で天を仰ぎました。

王宮内の反対の声すべてを無視して、ギルネリーゼは結局300袋分のピーナッツを全て味付けすることにしました。

ところが..

茹でるにせよ、炒るにせよ、いっぺんに大きな釜やフライパンで調理するとなかなか上手く行かず、気づけば50袋分は食べられない生ごみとなってしまいました。

結果としては、塩で味付けすることはせず、軽く焙煎するだけで長期保存が利く状態のまま周の国へ送り届けよう、という話になりました。

何とか手元に残ったのは230袋分。これを予定の倉庫よりもワンランク小さめの倉庫に詰めて..

「それでどうするんですか女王様( ・´ー・`)」という側近の男。

ギルネリーゼは答えました。『この倉庫に車輪を付けて、周王朝まで馬で引いて行くのよ。』

「なんでやねーん煤S(≧□≦*)ノ」

それからしばらく、時間にすると数週間、倉庫に車輪を付けて馬で引く予行演習が行われましたが、その間王宮内ナンバーツーとされるハゲた大臣が、毎日のようにギルネリーゼに苦言を言ったようです。

「そもそも周の国までは3年かかると聞いております(; ・`д・´)いくら我が国の丈夫な馬でもそんな長く険しい道のりに疲れ果て、死んでしまいます。そもそもあのような倉庫に車輪を付けるなど、聞いたこともありません。この計画が他国に知れ、そして大失敗に終わればブルガリアは阿呆の国として笑われ、そしてまた他国に攻め込まれる要因となってもおかしくありません。女王様、何卒ここは、お考えを改めてください!」

そして..

結局、初音がブルガリアへ訪問し、そしてブルガリアを後にしてから約2か月半.. ピーナッツ230袋を詰め込んだ倉庫がブルガリアから、周王朝へと五十の馬に引かれて出発しました。

そして、シルクロードを東へ辿れば着くだろう、というギルネリーゼの言葉を頼りに、‛ピーナッツ倉庫隊'は毎日数十キロ旅を進めて行きましたが、ある時隊長が大きな疑問に気づきました。

「うちら、周王朝の場所も知らないのに、東行くだけでいいのかな(; ・`д・´)」

..(−_―; ) (ピーナッツ倉庫隊一同)

大きな不安を抱え、道行く旅人に伝わらないブルガリア語と身振り手振りで周王朝への道を尋ねようと決心して、ピーナッツ倉庫隊はシルクロードの途中で休む子供たちを発見。

ついこないだブルガリアにいた初音たちでした(; ・`д・´)

いやしかし、これも不幸中の幸い、怪我の功名。その後一緒に周王朝へと向かい、そしてやはり3年後..

『周』の国へと到着しました。

それがピーナッツ倉庫が到着した時点の周の国は、洪水と飢饉によってほぼ壊滅状態で、残るのはほんの数十人程度。全員子供(−_―; )

「今回、このピーナッツ倉庫があるから、今後飢饉に悩むこともないだろう..一応、途中で死んだ馬の肉も振舞うから、みんな沢山食べて、大きくなってね(; ・`д・´)」

それが、ピーナッツ倉庫隊はその優しさが裏目に出たのか、周の国の子供たちに目いっぱい甘えられて、すがられて、結局ブルガリアへと帰ることが出来なくなりました。

そして、あまりにも周王朝が危機状況ということで、ピーナッツ倉庫隊はブルガリアのギルネリーゼにヘルプを求めることに。子供たちから人気がないお兄さん1人と、初音含む数名の子供たちが再びブルガリアへ出発することになりました。

いやはや、どうなるんでしょうか(;´▽`A``

いずれ続きをまた短歌短歌でご紹介したいと思います。

ぼんさんでした(`・ ω・ ´)ゞ
posted by ぼんさん at 02:14| Comment(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。