2018年09月10日

189 巻層雲の短歌 かさぶたの短歌

kensouun.jpg

睨みつけ八つ当たりした薄雲は
乾ききらない空のかさぶた

Hurt, I find no one
But this sky to blame.
And I see a cloud
Holding a mirror.
こんにちは。前回に引き続き、ちょっぴり切ない短歌をご紹介します。読まれる方によっては「八つ当たり」という言葉がある時点で間違っていると感じる方も居るかもしれません(; ・`д・´)事実、私自身も昔はそういうタイプでした。

八つ当たりというのは善悪で言うと「悪い」行為で、なるべくであれば人として避けたいものですが、この世界にある様々な感情や衝動というのは、それぞれが人間らしいものであり、それらのうち自分が共感することが出来ないものでも、「醜い」「最低」と簡単に決めつけるのではなく、「そういうこともあるよな」と理解することが大事だと、最近は思うようになりました。客観というのは、相手の立場や状況を理解するところからスタートしますから。

今回の英語版は、ライムを優先したため意味合いが日本語版の短歌と少し異なり、これに日本語訳を当てるとこうなります:「傷つき、この空以外に責められる相手がいなかった。そしたらあの薄雲が『私たちも一緒だよ』と言った。」皆さまはどちらがお好きでしょうか。

それでは次回もお楽しみに(*´ω`*)

どうも、ぼんさんでした。
posted by ぼんさん at 00:00| Comment(0) | 日記
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