2018年06月30日

117 手が触れている短歌 時間を引き伸ばした短歌

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体感が塑性加工を施した
この瞬間は手が触れている

I sense my body
Plasticize
The moment
I see your eyes.

こんにちは。今日の一首は、「手が触れている」などのフレーズがあり、恋歌だと言えます。

恋が始まる瞬間って、不思議なもので、ほんの2・3秒の間、時間が止まったかのような感覚に囚われることがあります。相手のことを意識はしていても、まだ恋愛ではないとき、何かのきっかけ・ハプニングで関係が急接近することがあり、その瞬間というのは、まるで時間旅行みたいな感じですね。きょ、共感して頂ける方が居るといいのですが。

今日の一首では、時間というものが「塑性加工」(金属の柔軟性を利用して加工すること)を施されて短い一瞬が何倍にも引き伸ばされる、というアイデアが登場します。しかしこれは体感時間の問題なので、「手が触れている」時間を引き伸ばすのは「体感」だと表現しました。

英語版は、ちょっと変わった仕掛けがあり、文中のPlasticize、すなわち「(塑性加工によって)引き伸ばされる」その対象はmy body =「私の身体」であり、又はThe moment =「この瞬間」だ、という二つの選択肢を提示しています。これは聞き手が判断するところですね。ちなみに、英語版では「手が触れている」瞬間ではなく、「あなたの目を見た」瞬間、ということになっています。

ちょっと分かりにくい作品でしたが。次回もお楽しみに。

どうもぼんさんでした。
posted by ぼんさん at 00:00| Comment(0) | 日記
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