庭先の蜜をたずねる蜂はふと
木に同化する私に「君も?」
A bee pays visit
To fill its pollen basket.
'You too?' It asks me.
I am a beige tree.
こんにちは。今日はミツバチの短歌です。虫の短歌を詠むことは何度かありましたが、蜂の短歌は初めてです。先日、庭のそばにある椅子に座っていたら、大きな蜂が花の蜜を吸いに来ました。臆病な私はそ〜っとゆっくり退散しましたが、蜂の方はどちらかと言うと私の存在に全く警戒しておらず、はっきり立場の優劣を見せつけられた気がしました(笑)
やっぱり蜂というのは巣の近くで脅威となるもの以外はあまり気を留めないみたいですね。どちらかと言うとわりと無頓着に自分の仕事をやっている感じがあります。今日の一首は、そんなミツバチが「あ、君も蜜を吸う?」と花をゆずって帰るという、ちょっとゆるい感じの短歌となりました。
今回のポエムは、日本語版とちょっと異なり、日本語訳を当てると「ミツバチがやってきた、花粉かごを持って。「君も?」とミツバチは聞いた。私はベージュの木を装っていたのに」となります。日英の共通点は、語り手が「木と同化」しているつもりなのに、ミツバチには簡単に見破られていて、それで「君も?」と聞かれる、というシーンです。語り手を警戒していなくても、語り手の存在をしっかり確認できている蜂のお茶目な質問、という感じですね。
それでは、今日はこの辺で。次回もお楽しみに。
どうもぼんさんでした。

