とうめいなビニール傘がさしてある
かたてをのばす紫陽花のはな
Someone has left
A plastic umbrella―
On the street, open,
Over hydrangea.
こんにちは。前回あじさいの短歌をご紹介してから少し経ちましたが、まだまだ季節ものですので、今回も詠んでみました。
たまに道端にビニール傘などが捨ててあったりしますね。折れているものがほとんどですが、何故かしら開いているものがいくつかあって、よく見るとお花を守るように傘がかかっていることがありますね。どこの天使さんがやったのでしょうか(笑)実際、花にとっては恵みの雨だったりしますから、傘をかけてあげるのが良いこととは一概には言えませんが。しかし傘を置いて行ったご本人はどうされたか、気になりますね。
英語版のポエムでは、「かたてをのばす」という表現が登場しません。つまり、誰かが開いたビニール傘をあじさいにかけてましたよ、というところで終わる作品なのですね。umbrellaとhydrangeaは本当はあまり韻を踏んだことにはならないのですが、今回は音の数の都合により妥協しました。
それでは、次回またお会いしましょう。
どうもぼんさんでした。

