2018年06月18日

105 夜の短歌 消しゴムの短歌

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寄りかかる草の隙間に入り込む
東から来る4時の消しゴム

Among the grass
I hid myself―
From 4AM;
I wait to melt.

こんにちは。今日の一首は、夜を消しゴムのように、朝日が消し去って行く、という趣旨の短歌となりました。

例えば都内の人で賑わう街なども、ちょっと道を外れれば林が生い茂り、夜になると草木の間に夜が忍び込みますね。今回の「草の隙間に入り込む」のは、そう、夜です。しかし夜は、4時頃の朝日が水平線を昇る頃、学習ノートのように消しゴムでバーッと消されて行きます。つまり「東から来る4時の消しゴム」というのはずばり朝日のことだったわけです。今回「草の隙間に入り込む」のが夜だと歌の中ではお伝えすることが出来なかったですが、大丈夫でしたでしょうか。

「東から来る」というフレーズは、個人的には味消しになってしまわないか、心配しましたが、「からくる」の響きが好きで今回使ってみました。

ちなみに、英語版では朝日は「消しゴム」としては登場せず、一人称の「夜」が朝日の訪れで「溶けるのを待つ」という表現となりました。こちらの方がシンプルではあります。

それでは今日はこの辺で。次回またお会いしましょう。

どうもぼんさんでした。
posted by ぼんさん at 00:00| Comment(0) | 日記
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